ルナソルがジュエリーブランドと初めてコラボ……開発座談会
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コレクションは、透明感が高く大人の女性も使いやすい配色のアイシャドウや、繊細なきらめきのパウダーなど、パーティーシーズン向けの5アイテム。ダウンライトの下でも映えるウインターメイクを意識した。パッケージはコラボレーションならではの限定デザインだ。
これまでルナソルは、ファッションブランドとはコラボレーションしてきたが、ジュエリーブランドとのコラボレーションは初めてだ。商品化においては、パッケージデザインから色開発までアーカーが協力した。アーカーでは、「パーティーなどの華やかな場所でも肌や立体感を引き立ててくれるアイテムが完成した。さりげない光感がジュエリーとも好相性だ」と、出来上がった商品を自負する。
ジュエリーブランドの「アーカー」は、1997年に創業、東京・表参道に第1号店をオープンした。2011年にはクリエイティブディレクターに青柳龍之亮氏を迎え、ブライダル専門店の「AHKAH mariage神南本店」をオープンしている。職人によるハンドメイドジュエリーは、幅広い世代の女性から支持を得ている。
カネボウ化粧品商品開発部門メイクグループの乾裕美氏によると、開発スタッフの多くが「アーカー」のジュエリーを身に着けていて、このジュエリーのような繊細な光感をメイクで表現したい、と考えたのが共同開発の発端だったという。「『アーカー』のジュエリーは、チェーンが華奢でゴールドの繊細な輝きが肌も美しく見せてくれます。ルナソルも肌を美しく見せることにこだわっているブランドなので、話が膨らみました」。
今回の商品開発ではデザインにたくさんの試作を重ねて時間がかかったそうだ。「カネボウにとって新しい試みだったためです。コラボレーションならではの特別な商品ができたと感じています」と乾氏。
パッケージに雲をプリントするという案は、アーカーのクリエイティブディレクターの発案だ。アーカーの福王寺彩野取締役社長と翁安芸PRディレクターによると、ふわふわして女性を癒すような、コットンキャンディのようなイメージだという。大人っぽい繊細なデザインをめざした。また化粧品は毎日使うものなので、使う時に気分が高まるようなピンクをパッケージの色に選んだ。さらにメタリックの質感にすることで、クリスマスシーズンならではの華やかさを出した。
《高木啓》
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