その頭痛、我慢する?……「頭痛」に関する実態調査 | RBB TODAY

その頭痛、我慢する?……「頭痛」に関する実態調査

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「あなたはどのくらいの頻度で、頭痛が起こりますか?」との質問に月一回以上と回答する人が7割に
「あなたはどのくらいの頻度で、頭痛が起こりますか?」との質問に月一回以上と回答する人が7割に 全 6 枚
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 第一三共ヘルスケアは「頭痛」に関して、女性ブログユーザーを対象にした実態調査を実施、月1日以上頭痛が起こる人は7割を超える中、鎮痛薬の正しい用法について情報が不足していることが明らかとなった。

 調査によると、頭痛への対処法について聞いた「頭痛が起こった時、すぐに鎮痛薬を服用しますか?」との質問に対して、痛みを我慢する人は74.0%を占め、そのうち「服用しない」と回答した人は29.2%、「少しでも痛くなったらすぐに服用する」と回答した人は26.0%と、頭痛が起こってもすぐに対処は行わず、我慢をしている実態が浮かび上がった。

 鎮痛薬に関する認識についての調査では、「鎮痛薬はなるべく痛みに我慢できなくなってから服用するものだと思いますか?」という質問に対して、57.7%の人が「思う」と回答。「鎮痛薬を使い続けると効きにくくなると聞いたことがありますか?」という質問には「聞いたことがある」と回答した人が91.6%に達した。

 多くの人が頭痛を我慢する背景に、鎮痛薬について正しい情報が不足していると、同調査は指摘。実際に「より具体的に、鎮痛薬についてどのような疑問を抱いているか?」という質問には、鎮痛薬に関する様々な疑問が寄せられた。

 「1日に何回までなら服用可能か」「用量は守った方がいいのか」との用法・用量に関する疑問に第一三共ヘルスケアはは、「正しい用法・用量は必ずパッケージや添付文書に記載されています。定められた用法・用量を外れた服用は、期待する効果を得られないだけでなく、副作用の発現を引き起こす恐れがあります」とアドバイス。

 「3日連続で頭痛のときに続けて薬を服用していいのかどうか、いつも悩みます」と連用に関する疑問には、「注意が必要になるのは、鎮痛薬の服用が月10日以上(カフェインが含まれていない鎮痛薬は月15日以上)になる場合。これを超えると、鎮痛薬の過度な服用が原因で起こる薬物連用頭痛に陥る恐れがあります」と警告、「3~5日間服用しても症状が続く場合には、医療機関を受診するよう」と注意を促した。

 さらに「いつまで我慢して薬を服用しないようにするのがいいのか、わかりません」「いつ服用すれば効きやすいか」という服用のタイミングに関する疑問には、「鎮痛薬の服用は、痛みが出始めて30分以内が望ましいタイミングです。痛みを我慢すると、痛みの原因物質が体内で増加し、鎮痛薬で抑えきれなくなることがあります。また、我慢を続けていると、少しずつ痛みに対して敏感になり、痛みを感じやすくなることもあります」と回答した。

 調査結果をみると、多くの人が頭痛に悩んでいる一方で、鎮痛薬に関する情報不足から「できる限り我慢して、なるべく服用するべきではない」と、正しい用法がなされていない傾向にあり、同調査では正しい情報を選別する重要性を説いている。

 なお、鎮痛薬「ロキソニンS」を提供する第一三共ヘルスケアでは、WEBコンテンツ「ウソ?ホント??痛みと鎮痛薬の都市伝説」を開設している。

 今回の調査方法はインターネット調査。調査期間は9月9~16日、調査対象は全国の女性ブログユーザー2,326名だった。

《編集部》

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