【ギガ特集】IEEE802.11ac対応スマホで我が家のWi-Fi環境にリンクしてみた
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それではいよいよ実際に通信速度を測定してみよう。
先ず、通信速度の測定は「RBB TODAY SPEED TEST」で測定。テストした時間帯は平日の午後1時30分頃で子機それぞれを単独で操作し3回連続して計測した。表2に記載した数値の単位は「Mbps」で「下り」は、たとえば写真ファイルやYouTube動画などを読み込むときのスピードで「上り」は、たとえばSNSサイトに自分の写真をアップロードするときのスピードと考えてよい。なお、テストに使用した子機は新旧のスマートフォンを3機種用意した。
(R1)筆者が先日まで使用していたアンドロイド機で「ARROWS Z ISW13F」だが802.11acには非対応(802.11a/b/g/nまでのWi-Fi規格で通信可)で電話回線もオフラインないわゆる「現役引退したスマートフォン」
(R2)筆者が先日(R1)と機種交換で代替えたアンドロイド機「GALAXY 5S」で802.11acに対応している。アンテナの数は送信2×受信2(2ストリーム)搭載866.7Mbpsでのリンクが可能だ。
(R3)知人がたまたま所有していた話題の「Apple iPhone 6」で心易くテストに協力していただいた。Wi-Fi性能は802.11acをサポートしておりアンテナ数は送1×受信1(1ストリーム)でリンク。速度は433.3Mbpsが最高速度となる。
次に親機側のWi-Fi環境は次の通りとした。
(T1)「一体型eo光多機能ルーター」にオプションの「無線ルーター機能」をプラスしたWi-Fi環境下の802.11nスペックでリンクする。
(T2)は(T1)の機器で802.11acスペックのリンクを行ってスピードを測定する。
(T3)は市販の802.11ac対応ルータ「Aterm WG1800HP」を(T1)と入れ替えて(T2)と同じ802.11acスペックでリンクした状態の速度を記録して比較する。
(T4)Wi-Fi環境を切断して子機のLTE回線でテストを実施。ただし(R1)は(R2)のテザリング機能でリンクさせて測定した。
※補足:(T3)で用意した802.11ac対応ルータ「Aterm WG1800HP」はアンテナが送信3×受信3(3ストリーム)を装備し基本的な性能は(T2)と同じ。月額96円でレンタル可能な(T2)との性能差を今回のテストで検証してみた。
《鈴池和久》
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