クラウドソーシング、利用経験が4割超え……利用者の約8割が継続の意向
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調査期間は11月28日~12月2日で、20歳以上の男女2,211人から回答を得た。認知、利用経験の他、仕事受注側に焦点を当て、受注目的、内容を質問した。まず全員に、「クラウドソーシングサービスを知っているか」を聞いたところ、認知している人は29.9%。さらに、知っていると回答した661人に、「クラウドソーシングサービスで仕事を受注したことがあるか」を聞いたところ、42.2%(279人)が「ある」と回答した。
そこで、クラウドソーシングサービスで仕事を受注したことがある人に、「クラウドソーシングサービスの利用目的」を聞いたところ、「副収入を得るため」がもっとも多く34.4%、次いで「自分の所属する企業の受注案件を増やすため」が17.2%、「フリーランスとして受注案件を増やすため」が16.8%で続いた。もっとも受注する仕事内容は、「ライティング」が29.7%で最多。以下「データ入力作業」16.5%、「コピー作成」「イラスト作成」各8.2%となった。
今後の普及について「普及する~普及しない」を5段階で聞いたところ、「普及する(15.6%)」と「まあまあ普及する(31.8%)」を合わせて47.4%が「今後クラウドソーシングサービスが普及する」と回答。現在クラウドソーシングサービスを利用している人(受注側)に継続利用意向を聞いたところ、80.3%が継続利用意向を示した。
さらにMMD研究所では、今後クラウドソーシングサービスを利用する際の参考として、総合型クラウドソーシングサービス4サービスにおける比較表を独自に作成。クラウドソーシングサービスのうち、多種多様な業務を取り扱っている総合型の専業クラウドソーシングサービスとして、「ランサーズ」「クラウドワークス」「クラウディア」「ジョブハブ」の4サービスがピックアップされている。
それによると会員数は、2008年12月からサービス提供しているランサーズがもっとも多く42万人、次いでクラウドワークスの26万人、クラウディアの25万人が続いている。また累計依頼件数・金額もランサーズがトップとなっている。報酬支払い対象額については、クラウドワークスがもっとも安く1,000円以上で支払い対象となり、ランサーズ、クラウディアについては3,000円以上が支払い対象になるとのこと。
《冨岡晶》
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