花粉対策なら「特化型」に軍配!?……空気清浄機選びのポイントとは
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辛い花粉症の季節、空気清浄機選びのポイントは?
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ではどちらの製品を選ぶべきなのだろうか。空気の乾燥が進む冬を迎える前に購入する場合、加湿機能が重要だ。インフルエンザウイルスなどは室内を十分に加湿することで、湿気が付着し重くなるため、空気中を飛散しにくくなる。このため、加湿機能付きの複合型が最有力候補となるだろう。
量販店では大手メーカー製品がズラリと並んでいたが、その中で目を引いたのはダイキンの「ACK70R」、内蔵するストリーマー技術で加湿する水も除菌した上で放出するため、清潔なのが魅力。また、吸引力も強く、JEMA規格による適用床面積は31畳だが、8畳の空間なら約9分で洗浄できるなど、複合型のなかでは洗浄能力も非常に高い。
しかし、これからの季節は花粉対策がもっとも重要だ。となると、圧倒的な空気清浄能力を搭載する特化型が最有力候補といえる。特化型の空気清浄機として、日本市場で早くから展開しており、ウイルスや小さなホコリの侵入も許されない病院や時計工房などでも採用されているなど高い評価を受けているのが、スウェーデン製のブルーエアだ。
ブルーエアは、某世界的家電メーカーで空気清浄機の製品担当をしていた人物が、スピンアウトして立ち上げた空気清浄機だけの専業メーカーだ。このため、性能には徹底してこだわっている。一般家庭用として最適なサイズである「ブルーエア450E」の適用床面積は34平方メートル(約21畳)だが、この大きな空間の空気を1時間に5回クリーンにできるのだ。
さらにこだわっているのがフィルターと集じん方式だ。多くのメーカーは、より細かい網の目で空気中の微細な汚れをこし取れる「HEPAフィルター」を採用している。この場合、PM2.5に代表される細かな汚れもこし取れるが、その代わりにフィルターが目詰まりしやすいという欠点があるのだ。
そこでブルーエアでは吸い込んだ空気中の汚れを内部に搭載したイオナイザーでマイナスに帯電させる「HEPASilentテクノロジー」を採用している。マイナスに帯電した汚れは、「3ステップHEPASilentフィルター」に吸着されるという仕組みだ。この独自開発のフィルターは大きさの異なる3つのフィルターが重ねられており、目詰まりを防ぎながらも、微細な汚れまでしっかりとこし取れるように設計されているのだ。
花粉対策として最も大切なのは、屋外から帰ってきたときなどに室内に持ち込んだ花粉を素早く除去することにある。そのために必要なのは、大風量で素早く空気を洗浄することだ。花粉の季節となり、大手家電量販店にも特化型の空気清浄機が目立つ場所に置かれることが多くなってきた。これは特化型の空気清浄機の性能の高さが認められ、支持されているからに他ならない。
筆者も「ブルーエア450E」を初めてリビングに設置したあと、しばらくして部屋の空気がわずかに変わったように感じたことがある。すぐにそのきれいな空気に慣れてしまうのだが、汚れのないきれいな空気を味わった感覚は今でも印象に残っている。花粉対策には、世界基準の洗浄能力を搭載する特化型が選択肢の筆頭に挙げられるだろう。
《コヤマタカヒロ》
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