“スピード”がすべて……「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ F100」を使った
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F100はフラッグシップとして発売された、現在のシチズンを象徴するモデルだ。今年のバーゼルワールドがもうすぐ開幕という時期ではあるものの、この「2014年のフラッグシップ」にあらためて触れる機会を得た。そこで、じっくりチェックしてみたい。
◆商品ブランドに属さない孤高の存在
さて、F100とは一体どんな時計か。基本的には、光で電気を発生するソーラーセルを持ち、人工衛星からの電波を受信して、世界のどこにいてもすばやく時刻を合わせる機能を備えた腕時計、ということになる。これらはシチズンの他の商品にも搭載されている技術だが、フラッグシップとしてさらに機能を研ぎ澄ましているのが特徴だ。
たとえば衛星電波の受信速度は従来製品の4秒から3秒に短縮。これは衛星電波時計としては世界最速だという。また12.5mmというケースの厚みも、衛星電波時計として世界最薄を実現。ラインナップの中でもっとも進化したスペックを誇りつつ、薄さを強調したシャープなスタイルが魅力になっている。
ところでこのF100、発売以来ずっと気になっていたことがある。それは「どの商品ブランドにも属していない」という点だ。シチズンは現在、男性向け、あるいはユニセックスなラインナップとして7つの商品ブランドを持つ。名前を挙げると『Series 8』、『The CITIZEN』、『EXCEED』、『ATTESA』、『PROMASTER』、『xC』、『CITIZENコレクション』だ。
しかしF100は現在のところ、これらのブランドの中には含まれず、独立して存在している。すべての商品ブランドを内包する「シチズン」というコーポレート・ブランドのフラッグシップとして、孤高の存在となっているわけだ。
◆絶妙なバランスのデザイン
さて、それでは実際に使ってみよう。ブランドを象徴するモデルだからと少々気張って着用すると、意外なほどすんなりと手首にフィット。これには少々驚かされた。多機能で、かつ存在感を魅力にする腕時計は大きなケースを持つのが当たり前で、どうフィッティングしても違和感が残りがちなもの。F100ではこれが少ないのだ。
《古庄速人》
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