【SXSW2015】大手企業も多数参加のトレードショー 今年の傾向は?
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特に大学のブースや各国パビリオンの展示内容は少なく、その分打ち合わせ用に多くのスペースが割かれていた。ぜひともうちの大学に、ぜひともうちの国での展開を、といった様子だ。また大手企業が自社プラットフォーム、ソリューションを紹介し、自社への取り込みに必死な状況もみてとれた。その幾つかを紹介したい。
■オースティンに本社を置くフリースケールはIoTプラットフォーマ―に向かっていた
世界的な半導体メーカーで且つオースティンに本社を構えるフリースケールは会場の奥に大きなスペースを陣取って、IoT向けの基板やセンサー、ソリューションを紹介。中では起業家向けのセッションも行われていた。世界的にも半導体メーカーはIoTに注力傾向にあるため、地元企業としては当然のアピールだろう。
展示内容はスマートホームやヘルスケア、コネクテッドカー向けの製品など、ほとんど完成品と思えるほどなので、これらを扱うベンチャー企業は更なるアイデアがないと埋もれてしまうだろう。
■IBMは簡単にできるデジタルアートでクラウドサービスを紹介
IBMはソフトウエア上で高速に処理が可能なフレキシブルクラウドサービスを紹介するため、urban Art Cloudと題したデジタルアートを簡単につくれるイベント用のサービスを紹介。背景や手書き用の筆のタイプ、スタンプなどを選んで組み立てるとデジタルアートが完成するというデモンストレーションで、クラウド上で高速に処理して描画できることをアピールしていた。レスポンスに全くストレスがなく、ローカル環境で行っているかのように操作可能だ。実際絵心の無い筆者がサササッと作ってみてもアートっぽくなるし、その作業中、止まったりすることはなくとてもスムーズに動作した。クラウドでのサービスの有用性は高い。
■ARプラットフォームを紹介するAURAZUMA(オーラズマ)
オーギュメントリアリティ(AR)のプラットフォームを運営するオーラズマはレベルの高いARプラットフォームを紹介。専用アプリをダウンロードして、ブース内に設置された所定の画像を覗きこむとプラスアルファの情報が出たり、ゲームが出来たりする。かなり高度なARで、アイデア次第でいろんなことができる期待感がある。
《亀川 将寛》
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