フレーバービール市場を開拓……キリンとサントリーを試飲した 2ページ目 | RBB TODAY

フレーバービール市場を開拓……キリンとサントリーを試飲した

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「フレビア」(向かって左)と「ラドラー」
「フレビア」(向かって左)と「ラドラー」 全 6 枚
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 サントリーの「ラドラー」の商品名は、ビールをレモネードで割ったドイツのビールカクテル、“ラドラー”にちなむ。サントリー関係者は「ビール類らしい“飲みごたえ”と“さわやかな後味”を両立」したという。若年層や女性の嗜好・飲用スタイルをふまえた提案として、市場の活性化を狙う。275mlびんと350ml缶のラインナップで、価格はオープン。実勢価格は缶が200円前後だ。アルコールは4%。

●飲んでみるとそれぞれ個性的

 “ビール離れ”と言われる世代の、20~30歳代の男女複数人に、「フレビア」と「ラドラー」を飲んでもらい、新しい市場カテゴリーの魅力を探った。

 「フレビア」の感想は、「苦味が少なく飲みやすい」「麦のコクは残っている」「香ばしい甘み」「ホップの香りもちゃんとあってGood」「飲み口のバランスは良い」と、おおむねキリンの開発意図は当たっていた。「爽やかな香り」がもっとも高く評価された特徴だ。

 「細身のボトルデザインが持ちやすい」「ラベルはかわいいです」「ビール飲料としてはスタイリッシュで爽やかさがイメージしやすいラベル。色使いがいい」「缶ビールや従来の瓶ビールには“ワクワク感”がない印象ですが、『フレビア』のようなボトルに入っているとビールもお洒落」と、外側も評価された。「量も飽きない程度で○」「スクリューキャップなので、飲みたい分だけ飲めて、残りは取っておける」という、たくさんは飲めない人向けの配慮を感じた人もいた。

 「ビールが得意ではないけれど、ビールのようにすっきり、爽やかでした!」「ビール+レモンでキワモノと思っていたら意外なほどおいしかった。ビールらしさも残しつつ爽やかな味になっている。カジュアルに飲めるし、ビール苦手と言う人にもいいかも!」というように、感想に「!」をつける人が目立った。

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《高木啓》

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