操作不要の無人飛行ロボットで空からの積極的な映像監視を実現……セコム
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本商品で使われる「飛行ロボット」は、操作は不要。自動で飛行し、搭載したカメラによる敷地内の映像監視や、不審者の追跡が行える商品となる。
「教育ITソリューションEXPO」では、大学などの教育施設の広大な敷地を巡回警備することを想定した概念図を展示。これまでの警備員を使った巡回警備ではできなかった広大な施設をくまなく見守るといった警備を可能とし、警備体制の盤石化、さらには効率化とローコスト化を実現する提案をしていた。
セコムがこうしたロボット事業を推進する背景には、より高度な警備をユーザーに提供するべく、かねてより機械警備やロボットの研究を進めてきたが、そうした流れの中で培ったノウハウで生み出されたサービスの1つが今回の「飛行監視ロボット」となる。
「飛行監視ロボット」の本体を見ていくと、カメラとLED照明を備えており、施設内に設置したレーザーセンサーと連動して、不審者や不審車両を撮影・追尾。不審者がドローンを追ってきたり、撃墜させようとした場合には、自ら安全な場所に退避するという機能も備えているとのこと。
セコムは、3月に行われた「セキュリティショー2015」で、防犯カメラを搭載した飛行船の展示を行っており、空中からの映像監視という新たな警備メニューを2015年から目的・用途に応じて提供していく予定だ。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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