スタジアムのICT化で観戦スタイルが変わる!? 川崎フロンターレがJリーグ初の無料Wi-Fiを導入
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これまでJリーグの試合では、NTTドコモやKDDI/auなどキャリアがWi-Fi環境を提供し、それぞれのユーザーがスタジアム内で利用できるケースは存在しているものの、今回のようにJリーグのクラブがサービス提供者となって、かつキャリアフリーで来場者がだれでも利用できる無料Wi-Fiを提供することは初めてのことだ。
サービス開始にあたっては、NTTBPがJリーグに導入を提案した際に、川崎フロンターレを紹介されたことがきっかけだという。その後、同社が等々力陸上競技場の所有者である川崎市に許可を取り、川崎フロンターレとともに運営を開始した。
NTTBPはすでに、西武ライオンズの本拠地である西武ドームで同様の実績があり、また他社の提供サービスであるが、プロ野球の数球団では、こうしたスタジアムに通信インフラを構築し、サービスを展開する「ICT化」が導入されている。
また欧米のプロスポーツ、特にアメリカのメジャーリーグ(MLB)やアメリカンフットボール(NFL)などのスタジアムでは、もはや当たり前になってきていると、NTTBPのスタジアムWi-Fi推進室長の大西佐知子氏は指摘する。同社の調査によると、アメリカのスタジアムに来る人々の約4割は、スタジアムでWi-Fiを利用しているという。
スタジアム内で利用できるアプリなどが提供されており、例えば、試合中にドリンクやフードをアプリ経由でクレジット決済によって注文すると、売店に設けられた「ファストレーン」(優先列)に並ぶことができる。そして注文時に発行されたQRコードをスマホなどで提示すると、混雑を回避して商品を受け取ることが可能となっている。
《RBB TODAY》
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