Windows Phone事業の見直しが狙いか……米マイクロソフトが7800人の人員削減
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海外大手メディアのウォールストリートジャーナルによると、MicrosoftのCEOサトヤ・ナデラ氏が公開した、従業員に宛てたメールの内容から、最大7800人の人員削減と、76億ドルの資産を減損処理することが明らかになったそうです。Xbox事業については触れられていませんが、2014年に買収したノキアの携帯電話や広告、地図部門が対象となることが報じられています。
Windows Phoneは、ノキアが開発したスマートフォン「Lumia」シリーズをフラグシップとし、Officeのモバイル版をプッシュしたビジネス用途だけでなく、Xbox Gamesブランドとして『Crimson Dragon』のスマートフォン版といった独占タイトルの供給やXbox Oneとの連携などのゲーマーへのアプローチも行っていました。しかし、AppleのiPhone、GoogleのAndroidと比較してアプリ数で大きく差がついていたこともあり、世界シェアを伸ばすことができずにいます。
7月29日に控えた新OS「Windows 10」のリリース直前の発表となりましたが、OSリリースに伴うWindowsデバイスの大規模アップデートとシステム統合に合わせて、伸び悩んでいたWindows Phone事業の大規模な見直しを目指しているのかもしれません。
米マイクロソフトが7800人の大規模レイオフ―携帯事業スマート化狙いか
《Daisuke Sato》
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