学研、不正アクセスで2万人の個人情報が流出
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事

不正アクセスの経緯について、第三者調査機関より7月8日午後2時10分頃に、学研グループが運営しているサイトからの情報流出について指摘が入ったため、直ちに調査を開始したところ、不正アクセスの痕跡があったことを確認。7月10日午後3時7分までに不正アクセスを受けたサイトのサービス停止を行い、流出した可能性のある情報の調査を開始した。
流出の可能性がある個人情報は、学研教育出版が提供している高校生対象のeラーニング教材「マイガク」サービス利用者のうち、旧サイトに登録のある方(2012年4月9日~2015年4月27日に登録した方)2万2,108人。受講生のカタカナ氏名と学校・塾名、マイガクの閲覧認証用ID・パスワードなどの情報が流出した可能性があるが、個人の住所や電話番号、成績などの情報は含まれていないという。
また、今回の不正アクセスにより、「ママノート」「保育CAN」「保育CANカタログ」は、記事情報や商品情報、画像の流出の可能性があるが、サイトの改ざんはない。
同社は、お客様窓口を設置し、個人情報の流出した可能性のある「マイガク(旧サイト)」を利用している学校や塾に報告した。今回の事態を厳粛に受け止め、原因の徹底究明とセキュリティシステムの脆弱性対策などの再発防止策を強化するとしている。
学研、不正アクセスにより2万人の個人情報が流出
《工藤めぐみ》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
日本赤十字社に不正アクセス……全支部・施設ページを一時閉鎖
ブロードバンド -
神奈川県、メール誤送信で個人情報流出
ブロードバンド -
早大、マルウェア感染で個人情報流出……サイト改ざんも同時発生
ブロードバンド -
相次ぐ標的型攻撃メール被害、石油連盟も情報流出
ブロードバンド -
東京商工会議所、サイバー攻撃で個人情報漏えい
ブロードバンド -
国立情報学研究所に不正アクセス……DoS攻撃の踏み台に
エンタープライズ -
【週刊!まとめ読み】日本年金機構、125万件の個人情報を流出/Amazonが買取サービス開始
ブロードバンド -
米・人事管理局にハッキング、政府職員400万人分の個人情報流出か
エンタープライズ -
日本年金機構、不正アクセスにより125万件の個人情報が流出
ブロードバンド