遂にローンチしたNetflix、日本進出の戦略は?……本国CEOのヘイスティングス氏が描く未来像
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合同取材にあたって、まずヘイスティングス氏からサービスについて、かんたんな説明があった。
「Netflixは言葉を尽くすより、実際に試してもらうのが一番分かりやすい。なので、まずは無料で1ヵ月観てもらって、気に入ったら会員になってもらいたい。その入り口として、月額650円という手の届きやすいプランを用意しました」
なお、同氏の今までの経験によると、Netflixのユーザーは、主に口コミで広がっているという。ただし、今後1年間については数字を追うのではなく、まずユーザーの満足度を高めることを目標にするとのこと。その上で、長期的な展望としては、7年間で全ブロードバンドユーザーの1/3ぐらいの会員獲得を目指すという。これは、アメリカではすでに実現している数字で、他国でも同じような成長率を見せているとのことだ。
「近年ではCBSやBBCなど、多くのテレビ局がインターネットテレビに進出しました。その中で、我々は素晴らしい映画やドラマなど、観ていて楽しいエンターテイメントをお届けしていきたい。例えば、日本発のテラスハウスといった番組の市場を、よりグローバルに開拓していきたいと考えています」
その後、会場ではヘイスティングス氏が、各記者からの質問に対応した。ここでは、その様子を紹介する。
《丸田》
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