本作は、5つの共同体に分かれ管理された未来都市で、この世界を支配しようとする陰謀に立ち向かう、異端の少女の闘いを描く近未来SFアクション。前作で世界の覇権を握ろうと企んでいたジェニーン(ケイト・ウィンスレット)が、世界の根幹に関わる重大な秘密が隠された“箱”を開けるため、エリックらの実行部隊を指揮して秘密の鍵をにぎるとされる<異端者>を執拗に追いかける。
解禁された映像は、物語の冒頭の一幕。世界の根幹に関わる重大な秘密の鍵をにぎると言われる<異端者>を執拗に追いかける兵士、エリックが主人公達に迫り来る、緊迫のシーンだ。森のなかをすさまじいスピードで走りぬけ、木をなぎ倒し、足元の障害物は無駄のない動きでかわす。走っているだけでも鑑賞者に脅威を感じさせる恐ろしい追跡者を演じたのは、ハリウッドのアクションシーンを牽引する、ジェイ・コートニー。
ジェイ・コートニーは、本シリーズの出演により、その演技力はもちろんのこと、圧倒的な身体能力に対しても高い評価を得、ハリウッドからの熱烈な注目を集めることとなった。スタント・コーディネーターは「走る役者を撮影するために使う器材を、ジェイは追い越してしまう。カメラマンに追わせたり、電動カメラカーを併走させたり、ヘリカメラで追跡させたりしてみたけど、最後には必ず『おい、少し手を抜いてくれよ。カメラが置いてかれちまう』というハメになったよ」と撮影を振り返る。
また、『華麗なるギャツビー』『SAYURI』を手がけ、本作でも製作を務めるルーシー・フィッシャーは、「ジェイを起用できたことはラッキーだったわ。大スターというだけでなく、とても面白くて頭がいい人なの。彼のやること全てに貫禄やユーモアが感じられるわ。演技力も抜群だし、アクションシーンをスタントマンなしでこなせる身体能力を持っている。彼のおかげで良いアクションシーンが撮れたのよ」とジェイの持つ才能を手放しで賞賛した。
『ダイバージェント』シリーズは、出演したキャストがことごとく大スターになっていくことでも注目を集めている。ジェイ・コートニーもその例外ではなく、前作『ダイバージェント』への出演をきっかけにSFアクションの金字塔である『ターミネーター』シリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス 』にも出演し、この先には来年公開のDCコミックス超大作『スーサイド・スクワッド』の出演も控えているなど、今や押しも押されぬハリウッドスターの1人となった。
映画『ダイバージェントNEO』は10月16日より全国ロードショー。