【木暮祐一のモバイルウォッチ】第85回 Pepperがやってきた! ロボットとの共同生活がスタート
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ちなみに、筆者の住居および勤務先は青森県であるが、ソフトバンク関係者の話では、青森県への納品第1号ではないかという。青森県ではソフトバンクショップでさえ、Pepperの配備はなかった。
■学生が見守るなか、Pepper開封の儀
ヤマト運輸のトラックは、研究室最寄りの玄関付近に寄せてもらい、ヤマト運輸のスタッフが慎重にPepperを研究室前まで運んでくれた。それなりの重量である。
開発者向けのPepperの梱包箱は黒だったが、一般販売用のものは通常のダンボール箱になっていた。しかし、このダンボール表面に梱包されているPepperのつぶやきが英語で色々と書かれているのがユニークである。
ゼミの学生も集まってきて、いよいよ開封。一旦、静かに梱包箱を寝かして、梱包テープにカッターを入れる。ダンボールを開くとその中は「水色」だった。これはちょっとした演出といったところだろう。
そして製造元アルデバラン社の「A」のロゴが中央に描かれているが、学生からは「何で“六”って書いてあるのか?」という声も。確かにアルデバラン社のロゴは「六」に見えなくもない。
この開封したダンボールの内側に起動までの最小限の段取りを説明したチュートリアルが封入されている。このチュートリアルを見ながらPepperを箱から出してあげて、いよいよ電源投入である。学生や、配送してきてくれたヤマト運輸のスタッフからも歓声が上がった。
《木暮祐一》
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