夜間でも鮮明な空撮が可能に……超高感度フルHDカメラ搭載ヘリコプター用防振装置
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これまでヘリコプターから撮影された映像は、災害救助や捜査活動、報道用途などで幅広く活用されてきており、昨今ではHD対応のカメラを用いることも増えてきている。しかし、既存のHD対応カメラの場合、夜間撮影に弱いという課題があった。
同製品は、そうした課題を解決するために超高感度のフルHDカメラを採用したヘリコプター用カメラ防振装置となる。
従来の製品に搭載されたカメラの場合は、最低被写体照度は0.08lxだったが、同製品では0.014lxを実現。
同ブースでは、従来品と同製品の比較映像を流しており、低照度での描写力、ノイズの少なさ、鮮明さなど明らかな違いを実感することができた。
想定する導入先は、警察、消防、自衛隊など捜査や捜索・救助を行う組織、そして報道機関など。夜間でも高精細な空撮映像による捜索・救助活動や捜査支援が行えるので、より高い効果が期待できる。
また、低照度での撮影のみならず、画像鮮明化機能も有しているので、霧やもやの影響で不鮮明になりがちな、火山の監視、山間部や海上での捜索・救助活動などでも活躍してくれそうだ。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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