就活の実態……7割が6月解禁を「守らない」
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2017年度の新卒採用に関しては、今月経団連が採用面接の解禁を6月1日とする方針を発表した。前年度は8月解禁としたことで就職活動の実質的長期化の原因となったことなどを踏まえ、2か月前倒しする形となる。
だが、「新卒WATCH」で行われたアンケートでは、「選考解禁が6月になった場合、経団連の方針を遵守しますか?」という問いに対して、73%が「しない」と回答。多くの企業が5月より前に選考を行う見通しを明らかにしている。
具体的な選考開始時期については、3月が32%で最多、次いで4月が30%と僅差で迫っている。6月以降と回答したのは19%で、「6月解禁を遵守する」と答えた27%よりもさらに少ない。方針を遵守する場合でも、5月以前から何らかの採用活動を行うという企業方針が浮き彫りになった。広報活動については、就職サイトがオープンする3月1日以前からスタートする企業が63%と大半だ。
では、ベストだと思う選考解禁時期はというと、ほぼ半数の47%が「4月」と回答。2015年度以前の選考スケジュールが妥当と考える企業が多いようだ。
就活6月解禁、7割が「守らない」……最多は3月スタート
《こばやしあきら/H14》
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