IoTへ大きく舵を切るサムスン……Galaxyを軸にした次なるソリューション戦略とは
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堤氏は引き続き、新製品に関する説明を壇上で行った。「Galaxy A8」は、世界各国で先行発売され好評を得た「Aシリーズ」がベース。人気のシリーズが日本市場に初めて導入されることになる。フルメタルのステンレスボディは6mmと極薄ながら、曲がったり故障する心配がないほど筐体の剛性を高く設計しているという。さらにベゼルの幅を約2.5mmと峡額縁設計としたことや、ホームボタンを3回押して小さい画面に切り替えられる「片手操作モード」による、片手持ち操作の利便性もアピールしている。
スマートウォッチ「Gear S2」については、これからのサムスンが追求するIoTの核になるギアとして堤氏は紹介した。従来モデルはGalaxy端末のみに接続できる仕様だったが、本機ではAndroid 4.4以上を搭載する全てのスマートフォンやタブレットにつなげられるオープンなデバイスに進化した。国内キャリアはドコモとauが取り扱うが、家電量販店やアマゾンでもGalaxyブランドの商品として販売される。価格はオープンだが、通常のスポーツバンドモデルは3万円台半ば、革ベルト仕様のクラシックは4万円台後半ほどの売価が想定される。
堤氏は「『Gear S2』は中国で先行販売を行い、発売後8時間で18万台の『Gear S2/S2 Classic』が完売した。韓国でも同様に先行販売が好評を博して、約1時間で1,000台の予約を完売している。日本でもそれ以上の売り上げたい」と意気込む。また「本機を軸に、これからのIoTワールドを固めていくためのいろいろなソリューションを創造していきたい」と語った。なお本体には、NFC機能も内蔵されているので、今後は同機能を活用したサービスも広がりそうだ。
新バージョンの「Gear VR」は、これまで開発者向けとして6月から販売をスタートしている「Gear VR Innovator Edition for S6」をベースに改良を加えたコンシューマー向けモデル。現状「Gear VR」を販売するショップで18日から販売が開始される予定となっている。本日の発表会では、価格に関するアナウンスはなかったが、堤氏は「大体従来モデルの半分ぐらいと考えて欲しい」とコメント。質疑応答の際に記者から「1万5,000円を切るか?」と訊ねられた堤氏は、明確な回答は控えたものの「皆様が納得してくれる価格になるだろう」と返した。
《山本 敦》
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