前作「スカイフォール」に出演したジュディ・デンチよりMI6の長であるM役を
引き継いだレイフ・ファインズ。「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」以降、同シリーズで”ヴォルデモート卿”を演じたことでも知られるレイフが、今回演じたM役やジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグなどについて語っている。
レイフが演じるMは、組織の激動やボンドの身勝手な行動に振り回され、厳しい立場におかれる役どころ。レイフは、前任のジュディ・デンチを引き合いに出し「彼女の本物の強さは受け継ぎたいと思っている」と宣言。一方で「1940年代から60年代のロマンあふれるスパイが好きだから私が演ずるMはその申し子かもしれない」とこれまでとは違うMのキャラクターを明かした。
ボンド役のダニエルについては「ボンドを完全に生き返らせた」とコメント。続けて「ダニエルは並外れた体力だけでなく内面的な激しさを持っているんだ。肉体の存在感や表現力も申し分ない」と絶賛した。 MI6の部下であるQ役のベン・ウィショーや、タナー役のロリー・キニアについても「ずばらしい俳優」と話している。
4日に全国公開された同作だが、すでに累計興行収入11億円突破。レディースデイを迎えた昨日には動員6万8千人、興収8千5百万を記録している。