「東京電力と組む矛盾はない」「再生可能エネルギーの発表は年内」……ソフトバンク宮内社長
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「おうち割」では、同社の通信サービスとセットにして割引を実施。たとえば「でんきセット」による割引では、ソフトバンクでんきプランに加え、ソフトバンク携帯電話、あるいはSoftBank光などの固定通信サービスをセット契約した場合、月額料金から最大300円を2年間にわたり割り引く。
割引率は「スタンダードプラン」(単身・夫婦共働き向け)が100円、「バリュープラン」(3~4人家族向け)が200円、「プレミアムプラン」(大家族向け)が300円となっている。このうちバリュープランは、ソフトバンクのみが提供する特別なプラン(提携の東京電力には用意されていないプラン)だ。
また「光セット」(旧スマート値引き)は、同社の携帯電話とSoftBank光などの固定通信サービスをセットで契約した場合、月額料金から最大2000円が2年間にわたり割り引かれるものだ。このほか、水漏れや配管などの水回りや、鍵の紛失、ガラスのヒビ割れや破損などのトラブルに対し、出張料と作業料を無料にしてくれる「おうちレスキュー」といったサービスも提供する。
ここからは、今回の記者説明会での質疑応答、およびソフトバンクから代表取締役社長 兼 CEOの宮内謙氏の囲み取材の主な内容について紹介する。
■東電とソフトバンクが手を組むことによって生まれる相乗効果とは?
質疑応答では、ソフトバンク宮内社長と、エナジー事業推進本部 執行役員本部長の馬場一氏、東京電力からカスタマーサービス・カンパニー アライアンス推進室長の眞田秀雄氏が登場した。
--- いちはやく今回の発表をした狙いは何か?
宮内氏:ソフトバンクでんきの発表については、もともとのスケジュールで組まれていたこと。1月28日より予約も開始されるので、そのタイムラインに沿ったものだ。当然、顧客を増やしたいという狙いはある。モバイルインターネットの進化は著しい。我々はICTの世界に身を置くので、それらのテクノロジーをうまく融合させることにより、他社との差別化を図り、新たな顧客を増したい。
--- おうち割の第2弾、第3弾はどのようなものになるのか?
宮内氏:まだ明確にこれだ! とは言えないが、スマートフォン関連でリンクすることにって便利になるサービス、たとえばEC系と連携し、お得なサービスを展開していく。またエネルギー関連で、ガスなどの分野も検討したいと考えている。
《井上猛雄》
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