出川哲朗、ヤバくない仕事に抗議!「リアクション芸人に優しさいらない!」
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス監督最新作。フランスの大道芸人フィリップ・プティが1974年、ニューヨークのワールド・トレード・センター間を直径2.2cmのワイヤーロープでつなぎ、高さ411mのの道なき空間を命綱なしで歩いたという実話を3D映像技術を駆使して描き出した。
出川さんは会場に用意された金属製の平均台をバランス棒を手に歩き始めるが、すぐにリアクション芸人としてのプライドからバランス棒を投げ出して、何も持たない状態で歩みを進める。とそこへ前方から強烈な向かい風が吹きこみ、さらにスタッフがその強風に無数の新聞紙を乗せて出川さんの方へと流し込んでいく。出川さんはたまらず手をついて進むが、顔にべったりと新聞紙が張り付いたまま。
さらにサイドからはなぜか無数のボールが出川さんめがけて投げつけられる! こうした数々の障害に負けず、出川さんは「3D映像もすごいですが、何よりこの映画、実話なんです! なんでこんなことをするのか? 主人公に感銘を受けました!」と必死に映画のアピールをしながらゴールへとたどり着いた。
渡り終えての感想を問うと、出川さんは「ひとこといいですか? (平均台の)幅が広すぎる! 僕の安全面とか考えてくれたんでしょうけど…」と、なんと安全過ぎると抗議! 「(イベントの取材に来ている)マスコミにも幅が広いってバレバレ! リアクション芸人に優しさはいりません! その優しさが足を引っ張ることになる。バラエティのスタッフなら、こんな太いのは用意しないし、落ちたら下は熱湯かトリモチ。自分でやっといてなんですけど、これは茶番です」と熱く語り「映画はこんなもんじゃないです」と劇中のプティはもっと過酷な状況で命を賭してチャレンジしていると訴えた。
ちなみに、実際にプティが渡った綱の幅は2.2cm! これは出川さんにとっても衝撃だったようで「え? 2.2cm…? そんなの出来るわけない! だからあんなに観ていて恐怖が伝わってくるんだ…」と驚いた口調で語り、改めて映画について「3Dもすごいけど、それ以上にこの人の生き様がすごいです」と称賛を送っていた。
『ザ・ウォーク』は1月23日(土)より全国にて公開。
出川哲朗、簡単すぎる空中散歩に「リアクション芸人に優しさいらない!」とプライド!
《text:cinemacafe.net》
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