9.7型iPad Pro内蔵の「Apple SIM」を香港&中国で試してみた! | RBB TODAY

9.7型iPad Pro内蔵の「Apple SIM」を香港&中国で試してみた!

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香港と深セン、中国でもインターネットの普及が成熟していると思われる、二つの地域でApple SIMの威力を試した
香港と深セン、中国でもインターネットの普及が成熟していると思われる、二つの地域でApple SIMの威力を試した 全 12 枚
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 世界最大級のエレクトロニクスショー「IFA 2016」(9月2日~7日@ドイツ・ベルリン)のプレイベント、「IFAグローバル・カンファレンス」が18日から20日まで香港で開催された。同カンファレンスに参加した筆者は今回、旅先に「iPad Pro 9.7インチ Wi-Fi+Cellurar」モデルを持参。Apple SIMの機能をビルトインした同機が、海外出張での通信ライン確保にどれだけ真価を発揮してくれるのか実験してみた。

 Apple SIMとはその名の通り、iPhoneやiPadでおなじみのアップルが開発したSIMカードによる通信サービスだ。一般のSIMカードはサービスを提供する通信事業者に紐づけられた形で販売されるものだが、Apple SIMは端末にカードをセットしたのちに、ユーザーが通信事業者やプランを自由に選んで使えるところが大きく違う。

同社の本拠地であるアメリカで2014年から発売され、昨年には日本でも発売されている。例えば海外に出かけるときはApple SIMとSIMロックがかかっていない端末を持参すれば、海外でも使えるSIMカードやWi-Fiルーターをあらかじめ用意しなくても済むという。世界の主要地域にはApple SIMに対応する通信事業者があり、日本国内ではauがこれに対応している。そして、Apple SIMのカードはアップルストアで購入が可能だ。

 先日3月末に発売された「iPad Pro 9.7インチ Wi-Fi+Cellurar」モデルの場合は、このApple SIMの機能があらかじめ本体にビルトインされている。筆者がこのことを知ったのは3月24日に予約申し込みを行った直後あたりのタイミングだったので、同機を衝動買いしてしまったことを後悔しないよう、自分に言い聞かせるためのよい口実が一つできてうれしかった。また程なくして内蔵Apple SIMの実力が試せる絶好の機会が訪れたというわけだ。しかも、今回は香港だけでなく中国本土の深センにも移動する旅。2つの地域でApple SIMが試せた。
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《山本 敦》

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