ドコモ、「VoLTE HD+やスグ電など独自機能」で競合と差別化へ
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--- 本日発表された端末の数がいつもより少ないのはなぜか。
丸山氏:昨年の冬モデルより機種数は半分になっているが、一つ一つの内容は魅力的だと自負している。機能・価格のバリエーション感もある。機種が減ったのは、今年夏から各メーカーと相談して、1機種を1年間で回していくスタイルに変えたいと考えているから。これまでの半年周期を1年周期に変えていく。ただし、商戦期は夏と冬があるので、異なるシリーズ製品を互い違いに展開するなど、メーカーの希望も聞きながら新商品はできるだけ年2回で投入していきたい。
--- ドコモとして、端末の差別化はどう考える?
丸山氏:商品だけではなく、機能も含めてトータルでのドコモらしさを訴求する。今回の新製品も、発表時点ではVoLTE HD+やスグ電など、ドコモだけに搭載される機能が充実しているので、そこを重点的にアピールしていきたい。
--- スマホ市場が成熟してきたということか。
加藤氏:確かにそうだ。機能の伸びも収斂しつつある。モデルの発売周期を1年サイクルにしていけば、1機種あたりの調達量は増えるだろう。メーカーが開発した特徴ある端末を、適切な時期に出せるようにもなると思う。
--- 今回発表のなかった“ガラホ”の需要はどうか。
加藤氏:一定のユーザー層に支持されているので、新機種にもチャレンジしていく。
--- 今後商品発表会の開催周期はどうなる。
加藤氏:これから決めていくことだが、ドコモとしてはできる限りイノベーションを追いかけて、皆様に情報発信ができる場をつくりたいと思っている。
--- 今年の春からは販売奨励金制度が見直されたこともあり、夏商戦への影響をどう見ている。
加藤氏:現在進行形の状況なので、まだ影響についてはわからない。お客様の反応と結果を注視しているところ。ただ、春商戦も思っていたよりも売れている手応えがある。
《山本 敦》
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