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スマホで利用できる新しい電子決済システム「Origami Pay」が正式スタート

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iPhoneやAndoridスマホ向け電子決済サービス「Origami Pay」が正式にスタートした
iPhoneやAndoridスマホ向け電子決済サービス「Origami Pay」が正式にスタートした 全 5 枚
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 Origami Payが利用できる店舗には、百貨店・大手商業施設として阪急メンズ東京やシネチッタのほか、ライフスタイル系ではロフトやBang&Olufsenのコンセプトショップ、その他、美容系やファッション、レストラン・カフェにも採用パートナーが広がっている。紳士服のアオキは全国に展開する店舗で、順次Origami Pay対応を進めていく。また、渋谷ロフトではOrigami Payの利用者に決済金額10%オフを優遇するスタートキャンペーンを実施。ほかにも各社がさまざまなキャンペーンを用意するようだ。

 サービスが正式にスタートした19日には都内で記者説明会を開催。Origamiの代表取締役社長である康井義貴氏は、Origami Payが生まれた背景について「日本国内では欧米諸国や、隣国の中国・韓国に比べてモバイル端末による電子決済の利用がまだまだ進んでいない。電子決済には私たちのショッピングライフを豊かで充実したものに変えてくれる大きな力がある。国内でその可能性を示したいと考え、創業から4年の間に独自のサービスを企画し、起ち上げた」と力を込めて説いた。

 また「Origami Payを使っていただければ便利さを実感していただけるだろう」と康井氏は強気の姿勢をみせながら、「スマホによる電子決済は“夜明け”の時を迎えている。これからOrigamiがイニシアティブを取りながら、新しい文化を作っていきたい」と意気込む。説明会にはゲストとして放送作家の鈴木おさむ氏も出席して、Origamiによる新サービスへの期待を語った。

 なお、Origami Payの利用を検討するビジネスクライアントのために、Origami for Businessの特設サイトもすでに開設されている。説明会ではOrigami Payを採用する大手ショップの名前が中心に紹介されていたが、Origami Payは中小、個人経営のショップにも開放されているサービスだ。導入店舗は既存のPOSレジをそのまま活用できるのが特徴だが、Origami PayとPOSレジによる販売システムの統合、あるいは個別設備に応じたカスタマイズについては、今後BtoBクライアントから寄せられるフィードバックをみながら、例えばAPIの開放なども含めて検討していくとしている。
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《山本 敦》

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