観光物産協会は、全国各地、年間約20のイベントで大船渡産さんまを焼いているという。火加減や焼き加減、提供する魚の向きなど、「熟練焼き師達の影の努力によって美味しいさんまが焼きあがっている」そうだ。
試験は7月16日の実技講習と同17日の筆記試験で行なわれ、「大船渡市の概要」「大船渡市魚市場への水揚げ状況」「さんまの水揚げ状況」「さんまの焼き方」「さんまのお客様への提供の仕方」などが問われる。
試験会場は市内の勤労者福祉施設「シーパル大船渡」、実技講習は付近の駐車場(屋外)で行なわれる。受験申込書など必要書類を協会ホームページからダウンロードするなどして入手、申し込む。受付期間は5月20日から6月21日まで。受験資格は、2001年4月1日以前生まれのみ対象。また受験者数については限定100名とする。合格者には「認定証」と「記念タオル」が交付される。
認定証の交付を受けた“焼き師”には、大船渡市、大船渡商工会議所、大船渡市観光物産協会が主催および後援する「さんままつり」などに、関係者からボランティアとして声がかかることがある。
協会ではさんまを通じて、全国に向け情報発信するとともに、大船渡市のファンを増やし、地域の維持・活性化に貢献することを目的として、今回の認定試験を実施する。