「Xperia X Performance」をZシリーズと比較レビュー! 3キャリアから発売される注目機種の実力は?
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本体側面に配置されている電源ボタンに、Z5シリーズから指紋認証センサーが内蔵された。筆者は普段からXperia Z5 Premiumでこの指紋認証センサーを使っているが、センサーがシビア過ぎるせいか指先がわずかに水に濡れていてもロック解除されなかったり、反応はiPhoneやiPadに比べると結果的にあまり良くないように思う。
今回はソニーモバイルから試作機を借りてテストを行っているので、通信キャリアが独自に提供している機能やサービスを試すことができなかったが、ドコモが発売するXperia X Performanceにはジェスチャー操作で通話のリアクションをサポートする「スグ電」や、よりクリアな音声通話を実現する「VoLTE HD+」、多彩な機能を入門者にもわかりやすくナビする「おすすめ使い方ヒント」などの機能が乗っている。もし端末購入を検討される際には、価格も重要だがこうした独自の便利機能にも目を向けると後々で得られる満足度に違いが出ると思う。
■はじめてのスマホにもふさわしい使いやすさ
新しいXperia X Performanceの一番大きな魅力は、本体のサイズ感やデザインなど肌感覚として伝わってくる優しさだと思う。おそらく本体は薄すぎず、片手で持っても手に馴染みやすく、その使い勝手のよさは恐らく多くの初心者にしっくりとくるのではないだろうか。初めてAndroidスマホを、あるいはXperiaシリーズを使う&乗り換える人が周りにいれば筆者自身もオススメしたいモデルだ。
一方で、ずっとXperia Zシリーズを使ってきたという方で、特にXperia Z3以降から乗り換えるのであれば、あまり新鮮味を感じられる部分が多くないかもしれない。アップルのiPhoneも「6」から「6s」に移るステップでは、それほど斬新な魅力を打ち出せなかったと辛口の評価を受けているようだが、XperiaもZシリーズがソニーの最先端の集大成だっただけに、Xシリーズではこれが一回りコンパクトになってしまった感じはどうしても受けてしまう。ただ、Zシリーズが多機能てんこ盛りのスマホで、とくに初心者にとっては親しみづらいスマホと感じられていた部分があったことも確かだ。ぐんと親しみやすくなったXperiaが尖ったブランドイメージを変えていくのか、発売後の反響にも注目だ。
協力:ソニーモバイルコミュニケーションズ
《山本 敦》
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