プライバシーに配慮して高齢者を見守るIoT電球
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
「見守りサービス Miima(ミーマ)」は、主に高齢者や独居老人の見守り用途を想定したサービスで、電球の使用状況から対象の生活を見守ることを可能としている。
Wi-Fiモジュールなどが組み込まれたLED電球により通常の電球としての機能に加えて、点灯状況をクラウド経由で保護者や親族宛にメールなどで通知。外観は普通の電球そのもので、インターネット環境とWi-Fi環境があればハードウェア的には、他に必要なものがなく、電球ソケットに設置するだけで利用可能となる。
同サービスの大きな特徴の1つとなるのは、見守られる側である高齢者の心理的な抵抗が少ない点にある。一般的に見守りサービスといえば、カメラを使ったり、位置情報を取得する端末を使ったりと、見守られる側は“監視されている”といったイメージを持ちやすく、そうした機器の設置を嫌がる人も少なくない。しかし、同製品は電球の使用状況から見守るため、プライバシー面にもしっかりと配慮されている。
また、工事不要で導入できる点は、センサー端末を使った見守りサービスと比較した場合に大きな強みとなる。
価格は電球及び初期費用が9,800円。月額利用料金が420円となっている。
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《防犯システム取材班/小池明》
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