iPhone対抗のダークホースになるか!? ソニー「Xperia X Compact」を速報レビュー
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しかもXperiaのコンパクト機は、Z3 Compactの世代からイヤホンジャックからのハイレゾ再生に対応している。ハイレゾは不要という方も、ソニー独自のアップコンバート技術である「DSEE HX」に対応しているので、CD音源やストリーミング再生の音源も“ハイレゾ相当”の高音質で楽しめる。中高域の艶やかさは、ボーカルの声質にフォーカスしたい楽曲やクラシック系の再生時に活きる。コンサートを収録したライブ音源をより立体的なサウンドで聴きたい時などにはX Compactが俄然実力を発揮する。
さらにXperiaシリーズにベストマッチするハイレゾイヤホン「MDR-NC750」を組み合わせれば、ハイレゾが楽しめるだけでなく、より静かな環境で音楽が聴けるデジタルノイズキャンセリング機能や、サラウンドのように立体的な録音が楽しめるバイノーラル録音にまで、Xperia X Compactで楽しむオーディオエクスペリエンスが広がる。iPhone 7の場合でもアプリや外付けアクセサリーを組み合わせればできてしまうことはあるが、Xperiaシリーズはより上質なオーディオ体験を、1台のスマホの中によりシンプルな形でまとめこんだ点が特徴と言える。
Xperia X Compactは、日本発売のモデルは本体が防水・防塵設計になっている。iPhone 7は防水対応にするためにイヤホン端子を取り払ったと言われているが、Xperia Z5 Compactから対応するUSB端子の“キャップレス防水”はX Compactにも継承されている。しかもイヤホン端子は健在だ。ただし、今回のモデルからUSB Type-C端子に切り替わっているので、一部外部アクセサリー機器などを買い直さなければならなくなるので注意したい。
カラーバリエーションはミストブルー/ホワイト/ユニバーサルブラックのほか、女性にも嬉しいソフトピンクが日本では発売される。今回は試作機だったため通信機能を試す機会がなかったが、ドコモ独自の機能である、電話の応答や発信など基本操作がより手早くできるようになる「スグ電」はコンパクト機ゆえにますます使いやすいかもしれない。
Xperia X Compactはデザインや多彩な機能のバランスが高いレベルで取れているスマートフォンだ。販売価格は新規、MNPの場合ともに2万円台半ば頃になりそうだ。ドコモでiPhone 7の32GBモデルを購入すると、“月々サポート”を利用した場合は26,000円前後、約4.0インチの「iPhone SE」の64GBモデルでは22,000円前後になるので、現行のiPhone小型機と並べてみてもよい対抗馬となりそうだ。
協力:ソニーモバイル
《山本 敦》
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