NEC、人工知能を活用した「音状況認識技術」開発
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「音状況認識技術」は、マイクで収集した音を“目的音”と“環境雑音”に分けることが可能。判別された目的音から細かい構成音を抽出する構成音抽出技術を持ち、構成音の組み合わせパターンから事象の有無を判別する(「事象判別技術」)。たとえば、ガラスが割れた音、悲鳴、罵声をキャッチすれば、これらは喧嘩の状況であると判断する。もちろん、その際、周囲の木々のざわめきも音としてキャッチはするが、状況判断の材料としては採用しない。
今回発表された「音状況認識技術」は、音響検知の国際的なコンテストDCASE2016において、雑音中の日常音検知部門で第1位を獲得した。今後、同社はこの技術を、公共施設や観光地における犯罪・事故の検知、および高齢者宅の生活音による見守りなど、さまざまな環境における危険状況の高精度な認識を実現したいと述べている。
《KT》
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