【座談会】愛犬の健やかフードライフを考える……長生きを支える食事選びの秘訣とは?
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【小板】獣医師である山本さんも、この頃は以前に比べてペットの健康に対する飼い主の意識が高まってきたと感じますか。
【山本】はい、そう思います。特にペットフードへのこだわりは強くなっていると感じています。
【青山】私も原材料など素材の質にこだわりながら、獣医師にも相談して信頼できるブランドの商品を選んでいます。
【山本】信頼できるフードを見つけることは大事だと思います。それぞれのフードが持っている機能にも注目して欲しいと思います。ロイヤルカナンでは「すべては犬と猫のために」という理念を基に、ペットに最良なフードの研究と開発に尽力してきました。ペットに最適な栄養バランスを備え、それぞれの栄養素を効率よく消化して体の中に取り込める、良質な原材料を選定しています。
【青山】なるほど、消化の良さもポイントですね。わが家でもロイヤルカナンの「関節サポート」シリーズを与えたときには、愛犬の糞便の量がとても少ないことに驚いています。
【小板】糞便が少なくなると、栄養の吸収率が良いということなのでしょうか。
【山本】はい、基本的にはそうです。糞便の見た目がきれいであるということは、愛犬の健康を計るための重要なバロメーターになります。当社のペットフードに使用されるたんぱく質のほとんどは、85%以上の消化率となっています。消化しやすいフードは効率よく栄養が吸収されることにつながるので、引いてはペットの健康を支えることになります。
【小板】栄養バランスのよいフードを食べていると、愛犬の毛並みが良くなると聞きます。わが家でも実際にその効果を実感することがあります。
【山本】皮膚や被毛の健康を整えるためには、タンパク質やビタミン、ミネラル、脂肪酸をバランスよく取ることが大切です。例えばダイエットのためとして、単に脂肪分が少ない食事ばかりを食べていると、皮膚や毛がパサパサとしてくることがあります。栄養バランスの良いフードを意識してほしいと思います。
■一度の食事であげるべき最適な量はどれぐらい?
【小板】太りすぎも気になるところですね。
【山本】ロイヤルカナンのフードはパッケージに「最適な量」のほかに、「最大」「最小」の量まで幅を持たせて併記しています。「最適な量」だけを書いてしまうと、その分は絶対にあげなければならないものと誤解されてしまう場合があるからです。食べた量と体重の増減は必ずしも比例していません。生活環境や運動量、季節の寒暖にも影響を受けます。パッケージに記載されている量はあくまで目安としながら、ペットの食欲にも合わせて適正体重が維持できるように調節してほしいと思います。
【青山】例えばロイヤルカナンのWebサイトに、愛犬の体つきなどプロフィールや普段の運動量などのデータを入力して、飼い主が簡単な診断をしながら最適なフードと食べ方を探せるサービスもあると便利だと思います。ペットを飼いはじめたばかりの方にも、安心してフードを選べるよいヒントになるはずです。
【山本】なるほど、それは素晴らしいアイデアだと思います。
【青山】ペットフードの展示会や、ショップへ足を運んだときにフードメーカーが配布しているフードサンプルをいただくこともあります。その量についてはペットが食べて効果を計るためにはやや少ないと感じます。
【山本】ロイヤルカナンでは一部少量パックの商品については、おいしさにご満足いただけなかった場合は全額代金をお返しするというサービスも実施しています。上手にご活用いただきながら、ペットに最適なフードを見つけて欲しいと思います。
《RBB TODAY》
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