HDRに高速ネットワーク対応!ドコモ2017年夏スマホを徹底分析
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このほかにもドコモオリジナルのタブレット「dtab」が久しぶりにモデルチェンジした。新機種の「dtab/d-01J」はディスプレイのサイズが約8.4インチ。iPad miniを少し大きくしたぐらいだ。Androidのバージョンは6.0。
“はじめてのタブレット”を求めるエントリー層をターゲットに見据えたdtabシリーズだが、今回は埋め込みタイプの「eSIM」を、ドコモのスマホ・タブレットとして初めて搭載した点が注目される。eSIMを採用するデバイスはSIMカードの差し替えが要らないので、今回ドコモでは購入時にはショップのスタッフが、また購入後もユーザーがSIMカードを出し入れして設定する手間が省けることを特徴としてうたっている。
iPad Proに搭載されているApple SIMのように、海外に出かけた際にアクティブなネットワークを自動で取得して通信サービスが利用できる機能も欲しかったところだが、あいにくdtabにはそもそもローミングの機能が搭載されていない。国内専用モデルである。SIMカードスロットは別途乗せているので、本機のSIMロックを解除してMVNOのサービスに乗り換えることは可能だ。ドコモでは本機を発売後、eSIMに対するユーザーの反応を見ながら今後のモデルにも搭載していくことを検討していく考えだという。
■スグ電と留守番電話
このほかにも、本日発表されたドコモのスマホに関連する新しいサービスを2つ紹介しておこう。ひとつはスマホにタップする回数をなるべく減らしながら円滑なコミュニケーションを実現する「スグ電」の機能が進化した。
今回追加されたのは音声による自動終話機能だ。会話の最後に「失礼します」「バイバイ」などのキーワードを感知すると、その後スマホを耳から離すだけで自動的に終話して、待ち受け画面に切り替わるというもの。「ほなね」「したっけ」のような「さよなら」を表す日本語の方言にも対応している。今回発表されたスマホ7機種の中から、arrows Beを除く6機種で5月26日より順次利用可能になる
もう一つは留守番電話のメッセージを自動でテキスト化してアプリに表示する「みえる留守電」だ。「留守番電話サービス」とspモードを契約すると、6月下旬から「ドコモ留守電アプリ」で新機能が使えるようになる。月額利用料金は300円で、一部機種を除くAndroid 5.0以上を搭載するドコモのスマホ・タブレットで利用できる。スマホを耳に当てて、スピーカーから再生される留守電のメッセージを聞くことが難しい、会議の時間などに使えると重宝しそうな機能だ。
《山本 敦》
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