松坂桃李の「お尻の痙攣」はアドリブ? 監督の“暴露”に大慌て
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同作は、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ石田衣良の同タイトルの恋愛小説が原作で、2016年の舞台と同じ松坂桃李×三浦大輔のコンビで映画化。退屈な日常を送る20歳の大学生・森中領(もりなかりょう/松坂)は、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香(真飛聖)に誘われ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初は戸惑ったものの、リョウは様々な女性たちと身体を重ねながら、彼女たちの心の奥に隠された欲望や心の傷を優しく愛し、自らも少しずつ成長していく。R-18+指定で、4月6日(金)より全国公開。
松坂が女性たちとの大胆な濡れ場シーンを披露していることでも話題の同作。スーツ姿で登壇した松坂は「上映後なのですね」としみじみと口し、「僕は『この作品の舞台挨拶は上映前がいいな』と言っていたのですが」と苦笑い。「こんなにでかいスクリーンで(濡れ場を)ご覧になった皆様の前に服を着て出るという。一種の“プレイ”みたいな感じに思えて」と、ファンからの熱い視線に照れ笑いを浮かべると、ボーイズクラブのナンバーワン娼夫を演じた猪塚から「だってね、スーツを着ていない状態を完全に想像できますからね」と突っ込まれた。
そんな松坂について、真飛は「最初は生きている感じがしないリョウ君の目が、色々な女性と出会うことによって、どんどん、生きる喜びとかを……」と告げ、目での演技を絶賛。真飛は公開日となる前日に作品を観たそうで、「とにかく桃李さんの目は真っすぐじゃないですか。その瞳に本当に引き込まれて、涙がポロリと出ました」とエピソードを明かした。
さらに真飛は、「あとは、桃李さんのこのお尻ですね。見どころのひとつです。大きなスクリーンで」と声を弾ませた。すると、三浦監督は「お尻の痙攣は、松坂君のアドリブですから」とポツリ。松坂は「違いますよ! 三浦さんの指示じゃないですか!」と全力で否定していた。
リョウが出会う謎の女性を演じた冨手は、「今、日本はセックスレスとか、不倫がどうのとか、性にまつわることで暗くなりがちなことが多いと思います。きっと、この作品を観て日本自体が変わるのではないかと、私は大それたことを思いましたので、この映画は、といいますか、松坂桃李は世界を救うと思います!」と思いを熱く語り、観客から盛大な拍手を浴びた。松坂は謙遜していたが、冨手は「松坂桃李をはじめキャスト一同が命を懸けて作った作品なので、それくらいのことを言ってもいい作品になったと思います。みなさんもぜひ、Twitterとかに感想を書いて、一緒に世界を救いましょう!」とメッセージを送り、さらに大きな拍手を浴びた。
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