札幌にある北海学園大学・演劇研究会出身の5人が結成した「TEAM NACS」。森崎博之をリーダーに、大泉洋、戸次重幸、音尾琢真、安田らメンバーは、今もそれぞれ地元のテレビやラジオでレギュラー番組を持っている。
ここで今田が、「札幌でのTEAM NACSさんの土壌って言うんですか、すごいの!」と語り、「吉本が入っていけないんですよ、札幌支社が」と彼らの“地域密着力”に圧倒されていた。だが安田は、「今、せめぎあいです」と現状を語った。
今田は、かつて吉本が講じた対抗策として、「タカトシを連れて行ってなんとか北海道をこじ開けようと……」と言うと、安田も「そうはいくかというオフィスキューもあり……」と、自分の所属事務所の名を挙げて笑いを誘った。
今田が「ちょっとだけ隙間与えてくれないですかねぇ」と、北海道での仕事をねだると、安田も「東京・大阪でいいじゃないですか? これ以上どうしようと?」と返答。今田は「ごめんなさい!人数多いんです」と、多くの芸人を売り込む“場所”が欲しいと訴えていた。