LA現地時間の10月1日夕刻、会場のリージェンシーヴィレッジシアターには同作をモチーフにしたTシャツやグッズを身にまとったファンらが終結。会場にはマーベル史上最も残忍な悪『ヴェノム』をイメージし、レッドカーペットならぬ漆黒のブラックカーペットが敷かれ、『ヴェノム』を描いたアーティスティックなファンアートが壁面を飾った。
そしてレッドカーペットには、主人公エディとヴェノムの声を演じるトム・ハーディが登場。ハーディは「ヴェノムはとんでもなく最高だよ!すごいキャラクターだ。ダークなトーンで、スリラーとホラーの要素がありつつ、力強いエネルギーにあふれている。そんなヴェノムが大好きだ!」と興奮気味にコメント。「僕にとっては、ハリウッド的なスーパーヒーローの世界にヴェノムがいないのはありえない。これならみんなが納得いくヴェノムを創り出せたと思うよ!」と自身の息子も大好きだったというヴェノムについて熱く語った。
さらに、同作でヒロインのアンを演じたミシェル・ウィリアムズが、胸元がざっくりとあいたルイ・ヴィトンのドレスを身にまとって登場。ミシェルは、同作について「あなた自身の悪の本質と戦うようなものね。あなたの頭の中に聞こえる声が、本来すべきではないと分かっていることをするように指示してくるのよ」と語った。
レッドカーペットに続いて、世界初上映となったワールドプレミアも開催。マーベル史上最も残虐で強烈な悪が登場するほか、怒涛のアクションの連続に客席からは拍手がおくられた。映画『ヴェノム』は、11月2日より日本公開。