瀬尾は、近著『そして、バトンは渡された』で「2019年本屋大賞」にノミネートされ、「ブランチBOOK大賞2018」「キノベス2019」を受賞するなど話題の存在。そんな瀬尾による最新作 『傑作はまだ』は、WEBメディア「エンタメステーション」で連載中の不器用な父と息子の切なくて温かい物語。物語では、引きこもりの小説家・加賀野の元へ、生まれて以来一度も会ったことのなかった息子・智(とも)が突然訪ねてくる。
加賀野は、しばらく泊めてほしいと言う智の頼みで、会ったばかりの息子と一緒に暮らすことになり......。息子のことは何も知らない。でも、血がつながっている、ただそれだけの関係。ただそれだけのことが、こんなにも心をかき乱す。『そして、バトンは渡された』など、切なくて優しい物語を送り出してきた瀬尾が不器用な親子の同居生活を描く、笑って泣けるハートフルストーリーとなっている。
『傑作はまだ』(エムオン・エンタテインメント)は、3月8日発売。