今回の審査対象作は、2018年10月期に放送された主な地上波ドラマ及び、クールをまたいで放送されたドラマなど32作品。実際の視聴者による、ドラマ視聴者満足度調査「オリコンドラマバリュー」の結果と、ドラマに関連する有識者およびマスコミのドラマ・テレビ担当者による審査員の意見をもとに各賞が決定した。
まず、作品賞には『今日から俺は！！』 （日テレ系）が選出。同作のプロデューサーを務めた高明希氏は、「作品賞はドラマ全体が評価されていただける賞。脚本を書いて演出をして、世界観を固めてくださった福田雄一さん、それをすべて映像に残そうと現場でエネルギッシュに演じてくれた役者さんにスタッフ、そして、主題歌との出会いや、ドラマを楽しんでくれた視聴者のみなさんへの賞です」とコメント。「すべてが縁でつながって、輪になって広がっていきました。親子の会話につながるファミリー向けのエンタテインメントを目指して、福田さんと『こうなって欲しい』と話していたことが、ことごとく実現したドラマでした。すべてのめぐり合わせがよかった作品です。本当にうれしいの一言です。ありがとうございました」と喜びを語った。
主演男優賞には、『昭和元禄落語心中』（NHK総合）の岡田将生が選出。岡田は、「この作品は、できる限り時間を費やし、監督とセッションしながら作り上げたので、このような賞をいただけて嬉しく思っています。自分自身も納得のいった作品だったので、頑張って撮影してよかったです」と達成感を口にした。さらに、主演女優賞は、金曜ドラマ『大恋愛～僕を忘れる君と』（TBS系）に主演した戸田恵梨香が選出。作中で難しい役柄に挑んだ戸田は、「たくさんの奇跡が積み重なった作品です。そんな奇跡のスタッフ、キャストの皆さんに支えられ、一緒に作品作りができた自分の幸運に『幸せだ！！！』と、叫びたいと思います。ありがとう！！幸せだ！！！」と喜んだ。
このほか、助演男優賞には『昭和元禄落語心中』（NHK総合）の山崎育三郎 、助演女優賞には、『獣になれない私たち 』（日テレ系）の黒木華、脚本賞には金曜ドラマ『大恋愛～僕を忘れる君と』（TBS系）の大石静氏、 新人賞には、『今日から俺は！！』（日テレ系）の磯村勇斗がそれぞれ輝いている。
