昭和の名女優・倍賞千恵子、令和の時代に語り継ぎたい"大切なもの"を語る | RBB TODAY

昭和の名女優・倍賞千恵子、令和の時代に語り継ぎたい"大切なもの"を語る

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 4月27日あさ7時30分から放送の『サワコの朝』(TBS)には、ゲストに女優の倍賞千恵子が登場する。


 女優歴59年目に加え、それより長い歌手歴を持つ倍賞は、幼少期、童謡歌手として活躍。番組では、幼い頃に父が運転する都電の路面電車に乗って、歌を習いに行っていたという懐かしいエピソードや、三味線をはじめ芸事に励んだ松竹音楽舞踏学校時代の話、そして、妹の倍賞美津子と共に過ごした歌劇団でのエピソードを当時の写真とともに話していく。

 その後、松竹映画からのスカウトを機に、歌劇団を退団し、映画の道を歩み始めた倍賞だが、「カメラの前でお芝居をするっていうことが、頭になかった」と最初は映画の世界に馴染めなかったそう。撮影所からの帰り道、海に向かって「映画なんて大嫌いだ―」と大声で叫んでは、憂さ晴らしをしていたという。そんな倍賞だが、山田洋次監督の映画「下町の太陽」(1963年)で主演すると、演技の魅力に気づき、172本の出演作品中3分の1が山田監督の作品だった。

 名作『男はつらいよ』では、昭和44年公開の第1作から平成7年の第48作まで26年にわたり全作品に出演。この映画は自分にとっていろんなことを教えてくれた“人生の学校”だったと語る倍賞の目には涙も。番組では、当時の「撮影現場の熱気」や本当の兄のように慕っていたという渥美清との「忘れられない素敵な思い出」を語るほか、昭和を代表する名女優・倍賞千恵子が令和の時代に語り継ぎたい大切なものを語っていく。

《KT》

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