三浦翔平、大島優子が木村拓哉の教え子役に
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同ドラマの原作は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)にて第2位を獲得した長岡弘樹の『教場』。木村演じる風間公親は、クールで落ち着いた物腰の教官であり、卓越した観察眼と推理力を備えた名探偵でもある。舞台となる警察学校の学生を恫喝するようなことはないが、何を考えているかが全くわからない孤高の男だ。学生の動向を鋭く観察し、「警察学校は生徒をふるいにかける場所」という考えを持つ。
そんな同ドラマで三浦が演じるのは、“風間教場”最年長、32歳の日下部准。体力には自信があるが、要領があまり良くなく、学科の成績は芳しくない。実は、2年前にC級ボクサーライセンスを返上した元4回戦ボクサー。敗戦を繰り返し、プロボクサーの夢は諦めざるを得なかった。もう挫折するわけにはいかない。愛する家族のため、警察官になるべく一縷の望みをかけて“教場”で負けられない戦いに挑むが・・・?
木村とは初共演となる今作で、初の父親役を演じる三浦。自身の役どころについて「日下部はボクシングで挫折し、もう後がなく、絶対に辞められない気持ちで臨んでいるのですが、やはりどこか甘えが出てしまい、そこを教官につっこまれていく。すごく人間らしいです。日下部には、学校の隅で家族に電話する場面や、風間教官に“辞めたくない”と言い切るところなど非常に人間味のあるシーンがたくさんあるので、全体を通して見てもらえば、彼の人となりが良くわかるかと。“すごくいいやつだな”と(笑)」と語っている。
一方、大島が演じるのは、元インテリアコーディネーター楠本しのぶ。勝ち気な性格で、取り調べ実習では、容疑者の意表を突いてズバッと切り込む技術が高いと評価されるほど。また、元インテリアコーディネーターなだけもあり、色覚に関して類いまれな能力を発揮する。実は、最愛の人を亡くした過去を抱えているが、警察学校で驚くべき真相を発見してしまい・・・?
木村とは『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(2013年、TBS)以来6年ぶりの再共演となる大島。「木村さんとは以前、兄妹役で共演させていただきました。今回は、常に教官として生徒30人に目を配ってくださり、まさに、そこに風間教官がいます」と感無量。自身のキャラクターについて「私が演じる楠本しのぶは、最愛の人が亡くなった過去を持ち、復讐と友情の間で葛藤を抱えながら、警察官を目指す女性です」と語り、木村演じる風間教官の教場についても「彼女がその想いを乗り越える場所が教場であり、風間教官に導かれていきます」と信頼を寄せている。
フジテレビ開局60周年特別企画『教場』は、2020年新春に二夜連続放送。
《KT》
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