小芝風花がメディア恐怖症に!? 報道陣を前に「今すごく怖いです……!」
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同作は、誤報を出してしまった新聞記者やネットニュース編集長、子育てに悩む女性記者など、メディアの渦中に生きる人々の姿を描きながら「報道」の現在に迫る社会派ドラマ(11月3日~12月22日 NHKBSプレミアムで放送。毎週日曜夜10時~10時49分)。
主人公の地方新聞社記者・沢村政彦役を演じる松田は、「毎日試行錯誤しながらやっています。生々しい情報の世界を描いているドラマになるんじゃないかなって、僕も完成を楽しみにしながら撮影しています」とコメント。
松田の大学同期で、ネットニュース編集長・三反園を演じる松山は、「自分はネットで調べものをしたりニュースを見たりするんですけど、この作品をきっかけにそれがすごく怖くなりました。(情報を)どう取捨選択していくのかという方法を、自分で見つけていかなきゃいけないなと、考えさせられました」と語った。
「一話を見た感想は?」と聞かれると、「4K撮影だったので、役者の表情とか、今までは見えていなかった部分が見えてきていて。その中でも印象的だったのは、風花ちゃんの目の下にあるクマなんですよね、それが役の表現の一部になっていて、象徴的で僕はすごく好きでした」と感想を語った。
「ひき逃げ事件」で夫を亡くしながらも、「誤報」によって犯人に疑われる妻・敦子を演じる小芝は、「敦子は本当に普通の女性なので、(誤報によって)夫を殺した犯人じゃないかという目で見られる恐怖が、(演じる上で)ものすごく怖くなって……。みんなが私のことを犯人と思っているんじゃないかという恐怖とか、人に見られる恐怖の感覚を思い出しました」と役柄に臨む心境を吐露。
また小芝自身もネットニュースを見るといい、「今は便利な世の中になっていて、ニュースを(ネットで)勉強しなきゃなって思って調べると、何でも出てくるけれど、何が正しくて何が間違っているのかが分からないので、何を信じて学べばいいのかなって悩んでいるところです」と現代ならではの悩みも明かした。
「このドラマを通じてメディアの裏側など、新たに知ったことは?」と聞かれた松田は、「記者の方に親近感が湧いたという感じですかね。大変な仕事だなという、それに尽きます」とコメント。
松山は「僕はネットニュースの編集長の役で、24時間いろんなニュースが出てくるので、いつ寝るのかなって単純に思いますね。24時間仕事をやるわけにはいかないですし、役者と似てるんのかもしれないけれど、どこでいったん考えを捨てるのかなって思いました」と答えた。
小芝は「私は誤報被害に遭う側の役なので、訂正記事が小っちゃくてびっくりしました。この作品を撮っているからだと思うんですけど、今も言葉を間違えてたらどうしようとか、すごく怖くて恐怖で、何を話したらいいかわからなくなってしまって……。みなさん、温かい記事をお願いします」と報道陣に呼びかけていた。
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