同作の主人公は、4人の大学生。呪われたゲーム「ジュマンジ」に吸い込まれた仲間を救うため、自らがプレイヤーとなってゲームの中にログイン。“無理ゲー”と化した超絶難関なステージでゲームクリアを目指す。そして、今作ではゲームがバグったことから、主人公たちと共に、なんとおじいちゃんたちまでゲームの中に吸い込まれてしまう。そんな同作で声優デビューを果たした加山は、巻き込まれてしまうおじいちゃんの1人で、ダニー・グローヴァー演じる物腰柔らかな老紳士・マイロ役の日本語吹替声優を務める。
イベントに登壇した加山は「初めてなんですね、吹替をやるのが。だから非常に緊張しまして、何回もやり直しました」と声優初挑戦の苦労を述べつつ挨拶。芸歴61年目、御年82歳にして初挑戦となる声優オファーを引き受けた理由について、「この作品に非常に興味を持っていてね。前の時(『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』)もこれは面白いなと思ったんですよ。非常に楽しみにしていたんですね」と、同作への想いを語り、イベント登壇の気持ちを聞かれると「幸せだなァ」と自身の代表曲「君といつまでも」の台詞を使ってコメントし、会場を沸かせた。
また、同作について「これは楽しい、感動があるな。最後のシーンなんてウルウルしちゃった。人間の深くまで探求されているんだよね」と言及。イベント最後には、「僕はこんなにジーンとして涙した映画はないですね。人間的な一番大切なことを見せてもらえたんだなあ」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。
映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は、12月13日よりニチベイ同時公開。