同作を手掛けるのは、三谷幸喜と香取慎吾。両氏のプロジェクトにAmazonが企画から参加するかたちで製作が実現した、日本における同社オリジナルドラマシリーズの第一弾となる。
今回テーマとなるのは「シットコム」。シットコムとは、シチュエーションコメディの略で、海外で親しまれているドラマジャンル。同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディドラマの形式だ。三谷作品ならではの洒落た会話や、思いがけない仕掛けの数々が展開され、主演の香取がその高い要求に応えていく様子が楽しめる。
初回収録を終えた三谷は、「またいつか香取さんとこのジャンルに挑戦したい、と思っていました。『日本の歴史』を終えた時、(香取さんに)『次は何をやるんでしたっけ?』と聞かれ『シットコムです!』と答えました。その時の香取さんの嬉しそうな顔が印象的でした」とコメント。「シットコムは俳優としての柔軟性も含め香取さんにピッタリだなと思います。今まで僕の作品では“周りに振り回される香取慎吾”ガタカったですが、今回は香取さんの方がみんなを振り回していくパターン。それもわくわくしています」と語った。
一方の香取は「三谷さんとまたお仕事ができて本当に楽しかったです。難しいことへの挑戦でもありましたが、いつも現場は笑いに包まれていました。『どこから見ても、どこを見ても面白い、それがシットコムだ』と三谷さんが教えてくださったとおりの作品になっていると思います」と語っている。
Amazonオリジナルドラマシリーズ『誰かが、見ている』は、2020年秋独占配信スタート。