●最新グルメ記事をチェックする!
●【連載】はるなのテレワーク環境構築
●真似したい!テレワーク環境事例
プロアマ問わず全国から集まった怪談師たちが、不思議な体験談や、恐ろしい話を披露する怪談グランプリ。12年目となる今回は、『稲川淳二の怪談グランプリ2020~奇々怪々 真夏の夜話5選~』と題して、厳選された5人の怪談師による5話の怪談を届ける。
今年は一次審査を通過した10人の怪談師による予選会が行われ、一般審査員70人がリモート観戦で審査。総合得点が高かった5人が決勝戦に進出した。決勝戦に進んだのはイラストレーターを生業としながらオカルト研究に没頭する・由乃夢朗、鳥取県境港市で看護師として働きながら怪談師としても活動する・神原リカ、生まれた場所が階段だったという笑いにくいギャグをとばす漫才コンビ「ランドスネイル」伊藤太一、元女ピン芸人・石野桜子、東京五反田で夜な夜な怪談マニアが入りびたるバーを経営する、まにゅ・やまげら。5人は順に「行ったり来たり」「古いトンネル」「注意」「喫煙所」「おばあさん」と題した怪談を披露する。
決勝戦を前に5人の怪談師に意気込みを聞くと「自分にリスクのある話をするので勝ちたいです」(由乃)、「今できる精一杯でがんばりたいと思います」(神原)、「やるぞ」(石野)、「優勝して必ず1000万円をGETします!(※賞金は10万円です)」(伊藤)、「あこがれの稲川淳二さんに怪談を聞いていただくのが夢だったので全力でがんばりたいと思います」(やまげら)とそれぞれ語った。
優勝は番組の最後に審査員ら5人がそれぞれ一番怖かった怪談師を選び多数決で決定。引き分けの場合は大会審査委員長・稲川淳二が選んだ怪談師が優勝となる。
収録を終えた稲川は「格段ですね。今回皆さん話が達者で、芝居っけがあるから状況がどんどんどんどん見えてくる。一次審査を通過した10人の中から、特に選ばれた5人は間違いなく本物です」と決勝進出者に太鼓判を押した。またコロナ禍での怪談について「こういうときこそ怪談ですよ。怪談って1000人の会場でも、2人で友達と話しても怖いのは同じですからね」と言い、さらに「怪談は殺伐としたホラーと違って、怖いんですがなぜかあたたかさやなつかしさもある。こういうときには最高にいいんじゃないですか」と続けた。
番組の見どころについては「怪談というのがこういうものだって言いたいくらいに今年は皆さん状況が目に浮かんできて楽しめます。語り手がそれぞれ自分の個性で語って、それぞれの怖さがある。今回はそういう意味で言うとすごい怖いものがたくさんあるような気がします。これはもう自信を持ってオススメします! 本当に素晴らしくいいです」とアピールした。
ちなみに惜しくも予選で敗れたその他の怪談師の怪談は地上波では放送されず、動画配信サイト「カンテレドーガ」(http://ktv-smart.jp)で放送終了後から会員無料で配信される。
『稲川淳二の怪談グランプリ2020~奇々怪々 真夏の夜話5選~』(カンテレ)は8月9日25時から放送(関西ローカル)。