同作は、映画『百円の恋』(2014年公開)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳が、自身の夫婦生活を赤裸々につづった自伝的小説を監督・脚本を務め、映画化した作品。売れない脚本家・豪太(濱田)と、そんな情けない夫に絶望している妻・チカ(水川)。結婚10年目にして倦怠期真っ只中にいるセックスレス夫婦の姿が描かれる。
公開されたのは、「車中でケンカ」を繰り広げる豪太(濱田)とチカ(水川)の姿をとらえた本編映像。家計が苦しい中、香川県に住んでいる「高速でうどんを打つ女子高生」の企画プロットを書くために、取材旅行に旅立った家族。何とか現地にたどり着き、女子高生の家族にもてなしを受けるも、既に彼女を題材にした別の企画が進行中であることが発覚。計画が頓挫してしまい、激怒したチカが豪太に対し帰りの車内で罵詈雑言を浴びせかける。
さらに、女子高生の家族と食事をした際、豪太がお酒を飲んだことにも詰め寄り、酒好きなのにドライバーのため飲酒が出来ないチカが「おぉぉぉ酒が飲みたかったんだよぉ」と大絶叫。水川あさみが振り切った演技を見せている。
映画『喜劇 愛妻物語』は、9月11日公開。