小柳ルミ子、引退を思いとどまったのは桑田佳祐のおかげ「命の恩人」……書籍発売記念イベント
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小柳は、自身の芸能生活50周年を記念して同著を上梓。「コロナの影響で思わぬ50周年になってしまい、予定していたイベントは全部なくなりました。でも、本だけは50周年で出版したいと思いました」と述べ、「ファンの方に何か恩返しがしたいと思っていたので、感無量です」と満足気な表情を浮かべた。
28日には「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。「7月に引退を決心していた」と告白し、話題を呼んだ。引退を考えていたことについて質問されると、「ここ2か月くらい前、仕事が全くなくなって。芸能界に私のポジションはないんだなと。(ルイス)スアレスじゃないですけど、戦力外通告されたなと思って(笑)」と、FCバルセロナの熱狂的ファンらしく、同チームの元看板選手と自らの境遇を重ねた。
続けて、「私もそろそろ潮時だなと思っていました。そしたら、同じ事務所の木下優樹菜ちゃんが引退してしまって、『あ、先越されちゃった』って」と苦笑い。「プラチナムプロダクションの方々にはものすごく良くしていただいているんですよ。恩返しをしなければいけないのに、ここで私が引退してしまったら、『あのプロダクションはいったいどうなってるんだ』って思われちゃう(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。
引退を思いとどまったのは、サザンオールスターズの桑田佳祐が雑誌で小柳を絶賛したからだった。「あれを読んだ時に号泣しちゃって。日本の宝、唯一無二の桑田さんがこんなに私のことを言ってくださってる。私はまだポジションはあるのかなと思って、もうちょっといさせてもらおうかなと。あの本(雑誌)が1週間遅れていたら私は引退していました。なので、いつもあの雑誌をバッグに入れて、お守り代わりに持ち歩いています。桑田さんにも感謝のお手紙を差し上げました。本当に命の恩人です」と、桑田への思いを語っていた。
《こじへい》
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