この日は水卜麻美アナが、同知事へのインタビューを敢行。都政を担う知事に「しんどいなと思うときは?」と質問すると、知事は食い気味に「いや、ないですね」。「これだけ走り続けても?」との問いかけにも「そう思ってないんです」と即答。そのタフな精神に水卜アナも圧倒されていた。
『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)のメインキャスターから政界に転身した小池知事。インフルエンサーであるフワちゃんやHIKAKINと対談したり、「3密」「ソーシャルディスタンス」といった分かりやすいフレーズを駆使しながら都民に発信している。
これについて水卜アナが、「テレビの使い方っていうとアレですけど、キャスター時代の経験も含めて意識されてる?」と迫ると、「それは生かされていると思います」と答えた。
この後、水卜アナが「『この発信はちょっと違ったな』と今だから思うことは?」とズバリ直撃するも、「基本的にありませんね」と語気を強め、さらには「というかまだ足りない」と述べていた。そんなインタビューVTRを受けて改めて水卜アナが「リーダーでいることって、これだけ強くないといけないんだと感じた」と語る中、有働は「でも、なんか女性キャスターとかには厳しくない?」とポツリ。まさかのボヤきにはスタジオも笑いと驚きに包まれた。
知事とは『news zero』(日本テレビ系)の中で対談も経験している有働。「たぶんご自身が『ワールドビジネスサテライト』をやってらっしゃったからだと思いますけど、フワちゃんとかHIKAKINさんに対する感じとは、目の笑わなさ加減が違いません?私だけ?私だけかな?」と持論。
続けて、「(『 zero』)スタジオにいらした時…こちらも、こういうふうになって来ちゃって」と、どうしても追及姿勢になってしまったと回顧。知事への思いが止まらない彼女に、平成ノブシコブシ吉村崇も「言うね、有働さん」と感心することしきり。
最後に有働は、「(向こうは)揚げ足取られないぞって思ってらっしゃるでしょうし、こっちもちゃんと聞かなきゃっていうのがあって」と立場の違いを述べながら、「今のカットで!」とお願いしていた。