アベノマスク・コラボ動画の発案者が判明…安倍政権“迷走”の知られざる舞台裏 | RBB TODAY

アベノマスク・コラボ動画の発案者が判明…安倍政権“迷走”の知られざる舞台裏

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安倍晋三元首相 (Photo by Kiyoshi Ota - Pool/Getty Images)
安倍晋三元首相 (Photo by Kiyoshi Ota - Pool/Getty Images) 全 1 枚
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 15日放送の『有働&水卜の知らなかった!2020~あのニュースの真実~』(日本テレビ系)で、安倍晋三前首相のもと行われた「アベノマスク」の配布やコラボ動画に秘められた“真実”が明かされた。


 同番組は、今年のニュースの裏側をクイズと再現ドラマで紹介する特番。そこで語られたのが、安倍政権が新型コロナ対策の目玉として行った布製マスク、いわゆる「アベノマスク」の配布。

 番組では、発案者が前首相の側近の1人、佐伯耕三秘書官だったということが判明。今年3月、深刻なマスク不足が叫ばれる中、同秘書官は「全国にマスクを配れば国民の不安は吹き飛びます」と助言し、配布が実施される。だがこのマスクはほとんど使われることがなかったばかりか、配布まで3か月を要し、物議を醸した。

 緊急事態宣言で外出自粛が要請された4月には、星野源が自身のインスタグラムに弾き語りの楽曲「うちで踊ろう」を投稿。大きな話題となる中、これを見た佐伯秘書官が安倍首相にコラボを提案。首相は星野のことは知らなかったというが、これに乗り実現。だが私邸で愛犬を抱く動画が投稿されると、賛同する意見もあったものの批判が続出した。

 このコラボ動画を初めて知った当時の菅義偉官房長官は「国民の感情からかけ離れている」と率直に思ったという。安倍首相の側近はコロナ対策を決める重要な場面で同長官を外していたが、彼らが独自に進めた政策はことごとく失敗。これによって菅氏は「自ら総理にならなければいけない」と考え始め、新政権誕生の後押しとなったと語られていた。

《杉山実》

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