立川志らくが、13日放送の『グッとラック!』(TBS系)で、菅義偉首相の答弁に異論を唱えた。
感染拡大が収まらない中、批判が集まっているのが菅政権の外国人の入国に対する水際対策。自民党・佐藤正久参議院議員は「ザル入国と言われても仕方がない、穴だらけ」と強く批判している。
昨年11月末から日本は中国や韓国など、感染が減っている11の国と地域からビジネス目的での入国を認めていたが、 先週の緊急事態宣言に伴い、政府は全世界からの入国停止についての検討を始めた。だが一転、現時点では菅首相は11の国と地域からのビジネス目的の入国は継続するとしている。
これについて志らくは「他局(の番組)で菅総理が話をしたとき、変異株を持っている人が1人でも判明したら、即刻(入国を)止めると言っていたが、1人でも入ってきたのが分かったら止めるのではなく、1人も入れない努力をするべきでは」と主張。
一方で「それでも入ってきてしまうのがウイルスの怖さだから、もうこれは恐らく手遅れなんじゃないかなという気すらする」と持論を述べた。また「いろんな事情でビジネスを回さなければいけないことは分かる」としながら、「ある程度厳しいぐらいにしておいて、その中で特例というのを認めるようにしておかないと」と求めていた。
なお今夕、政府は11の国と地域で実施しているビジネス関係者らの往来を停止する方針を固めたと報じられている。