磯村勇斗、俳優としてのこだわり明かす「作品の世界に生きているのを見せたい」 | RBB TODAY

磯村勇斗、俳優としてのこだわり明かす「作品の世界に生きているのを見せたい」

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磯村勇斗【撮影:小宮山あきの】
磯村勇斗【撮影:小宮山あきの】 全 1 枚
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 磯村勇斗が、21日放送の『情熱大陸』(TBS系)に出演。俳優としてのこだわりを明かした。


 この日、刑事ドラマの撮影に臨んでいた磯村。だが携帯で通話しながら一気に階段を駆け下りるカットになかなかOKが出ず、結果的に20回以上も繰り返した。だが「OKです」の声がかかったあと、特に喜ぶ表情も見せなかった。

 取材ディレクターから「最後にOKになった時、もうちょっと喜ぶかなと思ったんですが」と聞かれると、「OKで喜ばないですよ。OKで喜べます?」と聞き返し、「(喜んでいる人がいたら)なんで喜ぶの? なんでそこで満足してんの? と言いたい」と訴えた。さらに「お芝居でうまくいけたと思ったことが一切ない。正解がないから」と、演技の奥深さについて語った。

 また「細かいディテールを大事にしている?」との質問には「普通の視聴者の方からすれば、そこまで気付かないというか見ない」としながらも、個人的に作品を見た時に「ちょっとしたところで世界観を一気に奪われてしまうと言うか冷めてしまう」と言及。「その世界に自分がちゃんといて、生きているというのを見せたい」と、リアリティーを追求したいと述べた。

 常にセリフは完璧に入っているため、現場には台本も持ち込まないという磯村。だが演技プランのズレが監督と生じたときは一瞬迷うようで、「どういうふうに俳優として向き合い、立ち振る舞っていけばいいのか見失っている」と思わぬ告白。「(俳優業が)向いていないのかなと思う。このままやれんのかなと思う時はある」と、不安も覗かせていた。

《杉山実》

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