フィギュアスケート最強国を決める『フィギュアスケート・世界国別対抗戦』(テレビ朝日系)の男子フリーが16日テレビ朝日系で放送。羽生結弦はアメリカのネイサン・チェンに次いで2位で終えた。
前日のショートプログラムで参加した6か国中3位となった日本。羽生も今季自己ベストとなる107.12点で2位につけた。この日、シーズン最後のフリーに臨んだが、4回転サルコウが1回転に終わるなどミス。それでも4回転トウループ、3回転トウループを余裕で決めるなど会場を魅了し、193.76点の2位。
最終滑走はSP1位のネイサン・チェン。圧巻の演技で203.24点を獲得し、1位でフィニッシュ。世界王者の貫禄を見せた。国別では日本は前日と変わらない3位となっている。
競技後、松岡修造のインタビューに答えた彼は「自分の気持ちや思いが天まで届けられるように良い演技をしたいと思った」と振り返った。明日17日は女子とペアのフリーが行われ、最終順位が決まる。これについて松岡から「エールをお願いします」と言われると、羽生は「松岡修造さんの熱さを借りて、“羽生修造”になって熱く応援したいと思います!」と力強く宣言していた。