広瀬すずが、5月31日放送の『櫻井翔×池上彰 教科書で学べない 今そこにある危機』(日本テレビ系)に出演。昨年感染した新型コロナウイルスの症状について語った。
昨年10月、広瀬は映画『いのちの停車場』の撮影に参加するためにPCR検査を受け、感染が判明。撮影は一時ストップしたが、約2週間で再開。彼女も現場復帰し、無事クランクアップを迎えていた。
この日の番組では、コロナの後遺症として、脳に霧がかかったような状態を示す“ブレインフォグ”についての特集が組まれた。感染後に物事が思い出せない、集中できないなどの症状が現れ、生活に支障を来すほどだという。
今回、実際にこれで悩んでいる方の生活を取材し、知られざる実態が紹介された。VTRのあと、自身の感染した状況について聞かれた広瀬は、「無味無臭とかもなく、本当に無症状だった」と回顧。
さらに「作品中だったが、せりふも普通に覚えられた」と振り返りつつ、「何もない、私みたいな人もいると思うが、(ブレインフォグといった後遺症に苦しむ人の)不安感は、ご本人しか分からないというのは辛い」と、心を寄せていた。